アルガンオイルはなぜ小じわに効く?理由とは?
アルガンオイルは小じわや目元のちりめんじわに効果を発揮しやすい美容オイルだと言われています。
その理由がアルガンオイルの高い浸透性です。これはアルガンオイルの80%める不飽和脂肪酸のバランスが浸透しやすい形になっているためです。
オイル独自の働きとして、水分を包み込んで角質に届けるため、潤いを長く維持できます。
さらに、アルガンオイルにはオリーブオイルのおよそ3~4倍「ビタミンE」を含みます。
ビタミンEは若返るのビタミンと言われるほど抗酸化力が高く、肌の老化を抑制してくれます。
他にも植物性ステロールである「ショッテロール」は皮膚の修復を助けたり、肌が再生するのを促進する効果があったり、他のオイルではほとんど含まれていない「トリテルペン類」と呼ばれる成分が含まれています。
このトリテルペン類には皮膚の保護、抗菌作用、傷の治癒の促進、抗炎症作用があります。
さらに皮脂と類似する「スクワレン」が含まれることで肌なじみがよかったり、100g中6㎎ですが、ポリフェノール類も含まれているため、この成分によっても抗酸化力で肌細胞が老化するのを防いでくれます。
小じわやちりめんじわへのアルガンオイルの使い方3選
小じわが気になるようになったらアルガンオイルで以下の方法をお試しください。
- 入浴中のアルガンオイルホットパック
- 毎日のスキンケアにアルガンオイルを1滴
- クレンジングにもアルガンオイルを使う
この3つを正しく行うことで小じわやちりめんジワなど浅い所に出来ているシワが目立たなくなる可能性があります。
入浴中のアルガンオイルホットパック
入浴中は体の末端まで血管が開き、全身の血流がよくなります。毛穴が開き、余分な皮脂も活発な血流改善によって、押し出されてきます。
この時にアルガンオイルを使う理由は、効率的に肌によい成分を摂りこむためです。血行の良い肌は栄養素をしっかりと取りこむことができます。
入浴中にホットパックが効果的なのは上記が理由です。
小じわやちりめんじわには即効性があるとは言えませんが、乾燥がある小じわであれば比較的早くに目立たなくする効果があります。
やり方
入浴中、アルガンオイルを多めに(5~10滴くらい)を手に取り、あとは顔に塗っていきます。
このままでもいいのですがより効果を高めたい場合には濡らして絞ったタオルをレンジで30秒チンしたホットタオルを顔にのせるとさらに効果的です。
毎日のスキンケアにアルガンオイルを1滴
アルガンオイルをブースターとして使う方法になります。
この方法は1度の使用で、肌が柔らかくなったと実感できる方法です。肌が水分を含み、柔軟になるとシワができにくくなる効果があります。
やり方
洗顔直後か化粧水を塗った後に、アルガンオイルを1滴手に取ります。顔が濡れている時に行うと、肌の上にある水分も抱え込んで浸透してくれるのでおすすめです。
手のひらで温めながら伸ばし、それを顔に塗っていきます。そのままスキンケア終了でもOKですが、さらに普段通りの保湿を重ねてもOKです。
ただし、クリームを使う場合には極力薄くしてください。肌表面に残る油分はニキビの原因になります。
あくまでも油分は角質に浸透させる分だけにします。「ちょっと少ないかな?」と感じるくらいがちょうどいいです。
クレンジングにもアルガンオイルを使う
アルガンオイルでクレンジングをするとスルスルとメイクが落ちるのを実感できます。オイルクレンジングと一緒ですね。
100%アルガンオイルであれば余分なものが含まれていないため、敏感肌でも刺激を感じにくいです。(ナッツアレルギーの人はパッチテストを必ずしてください)
メイクを落としながら、肌を保湿・栄養してくれるため、洗顔後の化粧水の入りがとても良くなります。
やり方
5~10滴、アルガンオイルを手のひらに取ります。少量ずつ顔に馴染ませていき、手と顔の間で摩擦ようにたっぷりと塗っていきます。
あとは、ごしごしと擦らず、3秒で1回円を描くようなゆっくりとしたスピードでオイルを肌に馴染ませていきます。
メイクが浮き上がったらかるくティッシュオフ。この時もゴシゴシ擦らないようにします。
その後、お手持ちの洗顔料で洗顔したら完了です。
マツエクをしている場合にはアルガンオイルのクレンジングはおすすめしません。長持ちしなくなる可能性があります。
乾燥小じわは放置しないですぐにケア!
乾燥小じわが大じわの原因になります。早め早めの対策が何よりも大切です。
アルガンオイルはエイジングケアに効果的な成分がぎゅっと凝縮されたようなオイルです。愛用するモロッコのベルベル族の女性の肌は、まるで陶器のように美しく、アルガンオイルの効果の高さを物語っていると言えます。
上手に取り入れて、しっとりとしたツヤ肌を目指したいですね。
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