アルガンオイルは大人の乾燥肌に効果的なことで人気ですね。
でもアルガンオイルが他のオイルとどう違っていて、乾燥肌になぜ効果があるのかについては実はあまりよくわかっていないという人も多いと思います。
ここでは乾燥肌にアルガンオイルが選ばれる理由とオイルの選び方、乾燥肌へのおすすめの使い方についてまとめます。
乾燥肌になぜアルガンオイルが選ばれるのか
最近、美容オイルをつかった美容法が人気です。
また乾燥肌の人には特に人気なのが、ホホバオイル、スクワランオイル、アルガンオイルの3つです。
そして、これらのオイルの中で、30代以上の大人の乾燥肌に最も効果が大きいといわれているのがアルガンオイルです。
アルガンオイルは美容オイルの中でも高い浸透力を持っています。使ってみると分かりますが、顔に1~2滴塗ると、あっという間に角質に浸透し、肌の表面はすぐにサラサラとします。
この浸透力の高さがアルガンオイルの魅力です。
化粧水を塗った肌に使うと、化粧水の保湿成分をアルガンオイルが抱き込んで角質の深部へと届けてくれるため、肌が長時間潤いを閉じ込めることができます。
また、アルガンオイルに含まれる成分には、エイジングサイン(小じわ・シミ・くすみなど)に効果的な成分が多数含まれています。
また、肌のターンオーバーを正常に整えたり、皮膚の修復を助けたり、肌が再生するのを促進する効果がある植物ステロールの「ショッテロール」が含まれています。
これがエイジングケアに役立ちます。
また「若返りビタミン」とも呼ばれる「ビタミンE」はオリーブオイルの3倍も多く含まれています。
ビタミンEは抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を抑制します。
このように30代以降の大人の肌にとって必要な成分をぎゅっと濃縮した美容オイルがアルガンオイルだと言えます。
肌自体のバリア機能が高まり、健康的な状態になることで乾燥にも強い肌が作られるのです。
アルガンオイルならどれでもいいの?
アルガンオイルが大人の乾燥肌に効果的なのはわかったけど、どのアルガンオイルでもいいのでしょうか?
実は大人の肌におすすめなのは、アルガンオイルの成分ができるだけそのまま残ったものを選ぶのが理想です。
ではアルガンオイルの成分が多く残っているオイルはどこを見て選んだらいいのでしょうか?
それが以下の5つ。
- 低温圧搾抽出法で「一番搾り」と明記されている
- アルガンオイル100%と記載されている
- 透明で黄金色である
- 使用期限が明記されてある
- オーガニック認証・エコサート認証がある
この5つの全てが当てはまるのが理想的です。
価格帯としては30mlで4,000円前後になると思います。
乾燥肌へのアルガンオイルの使い方
乾燥肌へのアルガンオイルの使い方は
- 肌が濡れた状態で使う(洗顔直後・化粧水直後どちらでもOK)
- 1回に使う量は1滴多くても2滴
- 顔がテカるくらいオイルをつけすぎたら必ずティッシュオフする
この3つを守りましょう。
アルガンオイルの油分が化粧水など肌の上の水分を一緒に角質層に引き込んでくれるので、使用のタイミングは顔が濡れた状態が鉄則です。
肌が乾燥している時にはこまめにオイルをつけましょう、という人もいますがこれは絶対NGです。
オイルは塗りすぎると角質に浸透できずに余った油が皮膚表面に残ります。これが実は皮膚常在菌のエサになります。
皮膚常在菌は皮膚表面の油をエサにどんどん増えます。また皮膚常在菌がエサとして油を食べて排泄されるものが遊離脂肪酸と呼ばれる酸性の脂肪酸。これは肌を刺激して、炎症を起こします。
塗りすぎたオイルは出すぎた皮脂と一緒です。
皮膚常在菌と雑菌のエサになって肌の上の菌バランスを崩す原因です。
まとめ
アルガンオイルはエイジングケアの要素をたくさんもち、抜群の浸透力の高さで大人の乾燥肌を整えてくれるオイルです。
また1回の1~2滴しか使わなければ、30mlでおよそ半年以上使えるコスパの良いアイテムでもあります。
上手に取り入れて、乾燥知らずの美肌をめざしましょう!
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